秋期講座に参加して
秋期講座参加者の証し 秋期講座に参加して 箭内 公正(滝山BBC) 11月4日、神学校秋期講座「世界宣教としての国内・海外宣教」に一日のみ参加して、佐藤一彦先生と井口拓志先生の講義をお聞きしました。それぞれから宣教について考える上で貴重な示唆を頂いたので、それらについて述べたいと思います。 最初の佐藤先生の講義は、ウガンダ宣教の体験談を交えたお話で、とても明快でわかり易く楽しい講義でした。その中で特に心に残ったのは、「外国からの宣教師による宣教を経験している日本人は、宣教される側の気持ちがよく分かるというアドバンテージを持っている」という切り口からのお話でした。宣教する上で、自分が持っている価値観を押し付けるのではなく、相手の風俗、習慣、文化を受け入れていく大切さを改めて思わされました。次の機会には、その国の文化を主体として、そこに福音を受容させていくのではなく、その文化の中で聖書の価値観が主体であるような信徒を育成し、教会を建てあげていくという面についても体験談を交えてお聞きしたいと思いました。 続いて井口先生の講義では、パウロのエペソの長老たちへの決別説教からのお話が心に残りました。「私は神のご計画のすべてを、余すところなくあなたがたに知らせたからです」(使徒20:27)ということばの中で、「神のご計画のすべて」が意味するところは、旧約聖書全体に示されている神のご計画、またその中に隠されている奥義であり、その中心は神の国とその完成であるという解説には共感を覚えました。また、それを前提として宣教を終末論的な視点から考えるという展開はとても新鮮でした。そう考えると、宣教とは神がその計画に従って進めておられる神の国の完成の働きに与らせていただくことであり、イエス様がこのように祈りなさいと教えてくださった「御国をきたらせたまえ」という主の祈りとも符合します。その視点に立つとき、教会の一人一人が神のご計画全体を学ぶ大切さを思わされました。